FTXショックとは？わかりやすく解説

ビットコインの価格が一夜にして−30%の価格となり、困惑した人も多いのではないでしょうか？

今回の下落は「FTXショック」と言われています。

ではそのFTXショックの原因や今後市場がどうなっていくかなど解説していきます。

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FTXショックとは？

2022年11月に起きた「FTXグループ破綻」に伴い仮想通貨の価格が軒並み下落したことが

「FTXショック」と呼ばれています。

既に仮想通貨は値下がりしていて、

これから上がるだけだと予想する人も多かっただけに大打撃を受けた人も多かったようです。

初Noteを書いてみました。ご一読頂き感想頂けますと幸いです。

FTX破産 1日で４億円を失ったDanielの初Note｜全資産FTXのDaniel @Daniel58656357 #note https://t.co/6aR20heJ4f

— 全資産FTX (@Daniel58656357) November 20, 2022

そもそもFTXとは？

FTXは、日本で言う「CoinCheck」や「bitFlyer」のことで、

海外の仮想通貨取引所です。

規模はBinance、OKExにつぐ世界三番目の仮想通貨取引所となります。

日本ではあの「大谷選手」がテレビCMで出演していることで話題を集めました

FTX Japan、大谷翔平選手が出演するテレビCMを放映開始 - BTCC

暗号資産（仮想通貨）取引所を運営するFTX Japanは、ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が出演するテレビCMを7月18日（月）より関東エリアにて放映開始すると発表した。大谷翔平選手の存在を通じて、FTX JPをより多くの人に身近に感じるようになりたい。

www.btcc.com

ではこれだけ大きな「FTX」がなぜ破産してしまったのでしょうか？

FTXショックの詳細

CoinDeskがAlmedAのリスクを暴露

始まりは仮想通貨メディア「CoinDesk」がFTXの子会社「Almeda」のハイリスクポジションを暴露したことです。

Divisions in Sam Bankman-Fried’s Crypto Empire Blur on His Trading Titan Alameda’s Balance Sheet

Alameda had .6 billion of assets as of June 30, according to a private document CoinDesk reviewed. Much of it is the FTT token issued by FTX, another Bankman...

www.coindesk.com

要約すると、、、

1. AlmedaがFTXの発行しているFTTトークンを大量に保有
2. FTTを担保に仮想通貨を買っている
3. 特にSOLを大量に保有
   
   • レバレッジをかけたハイリスクポジションだと判明

BinanceがAlmedaを潰そうとする

世界最大の仮想通貨取引所「Binance」は元々急成長しているFTXをなんとかしたいと考えていたため、

FTXの子会社であるAlmedaを潰すことでFTXを潰そうと考えました

1. Binanceが持っている大量のFTTを売却する
2. FTTの価値が暴落
3. FTTの担保としての価値が無くなり、他通貨での返却を求められる
4. 仮想通貨全体が下落中なので返却できない　→ 　破産

投資家が大量に仮想通貨を売る

Almedaは仮想通貨取引所なので、仮想通貨を大量に持っています

FTTが暴落した分、多額の借金を返すために他の通貨を大量に売るのではないか？

と予想した投資家達がリスク回避のために売ったことにより

仮想通貨市場全体が大暴落しました

これが「FTXショック」と呼ばれています。

まとめ

今回の件はいかがだったでしょうか

「仮想通貨はやっぱり危ないな、、、」と思われましたか？

筆者は今回少し違った感想を持っています。

今回の件、問題の原因は「Binanceの力が大きくなりすぎて、中央集権的になっている」ことです

なので、「仮想通貨の本質的な価値」が下がった訳ではなく

リスクを避けるためにあくまで「一時的に」値段が下がったものと認識しています。

ただ今回の教訓として、「Binanceの力が強くなりすぎている」と言う点には注意して

以後Binanceの公式HPやTwitterなどはチェックしておいた方がいいですね。

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