今回はVoicyでイケハヤさんが発案していた
NFTプロジェクトの案「CrazyDiamondz」についてまとめてみました。
イケハヤさんも公言されていましたが、
現状作る予定はないそうです。
ですがこれだけのNFTを成功させている敏腕マーケターの「イケハヤ」さんが
今(2022/11/20)のNFT界隈に対して考えたNFTプロジェクトの
背景や思いなどは、今後NFT業界の波を読む上で重要です。
CrazyDiamondzとは?
名称 | CrazyDiamondz |
コンセプト | 含み益はコミュニティのもの |
販売個数 | 10,000点(うち2,000点は運営保有分) |
HP | 現状なし |
ローンチ時期 | 未定 |
価格 | 未定 |
WL獲得条件 | 未定 |
現状、まだ案として提案されているだけだからまだ情報は少ないね!
CrazyDiamondzでやりたいこと
まず運営保有分2,000点を除いた8,000点を他プロジェクト同様、WL等用いて配ります。
そしてmintした「CrazyDiamondz」は原則売ることができません。
売るためには、コミュニティで申請し、一定数以上の保有者からの「承認」が必要となります。
つまり何がしたいかというと、、、
NFTはコミュニティによって価値が高められます。
その含み益を個人のものではなく、コミュニティのもの、という扱いをすることで、
どんな時に売って、どんな時に売らない方がいいのか、という価値観の共有になります。
またその基準が日本NFT業界に広がることにより
「NFTはガチホするもの」という文化の形成につながります。
別ルートの販売方法もあり
ちょっとコミュニティに申請するのは手間だな、、、
という人には別ルートもあります。
その方法が
- 他の「CrazyDiamondz」を購入する
- バーンする
- すると自分の「CrazyDiamondz」が販売可能になる
これだとWLでの購入でもあまり利益は出ませんね。
こちらの販売方法も「含み益はコミュニティのもの」というルールを守って作られています。
list率も上がらないので、個人の判断で売却を行なってもコミュニティにダメージはありません。
背景・思い
現在(2022/11/20)NFT界隈で行われているガチホ論争が行われています。
端的にまとめると
運営側
- NFTプロジェクトを立ち上げたい!
- 人気が出るためには、list率を下げてフロア価格を上げよう!
- じゃあ売らない人にWL渡します!
NFT投資家側
- WLから購入すると利益〇〇倍って見ました、WL下さい
- 手に入れても売ったら次のWLもらえない!?コミュニティメンバーに叩かれる?
- そんなの中央集権だ!web3.0的じゃない!!(当てつけ?)
という構図になり、
プロジェクトを成功させたいファウンダー vs NFT売買で稼ぎたい投資家
構図から話が波及し
NFTという技術から全員のウォレットは監視されている
→今まで売ったことがない人 vs 理由はどうであれ売ったことがある人
となってしまっていることですね
筆者としてはどちらも「善」でも「悪」でもないのでは、、、、と思っていますが、、、
まとめ
これらガチホ論争について
ファウンダーがNFT売買の権利を持っている
の認識を
コミュニティに決定権がある
状態に移すことによって、コミュニティとしてガチホの文化、
ボーダーラインを定めていくためのNFTが
今回の案「CrazyDiamondz」となります
NFTの価値を高めるためには売るべきか・売らないべきかをコミュニティで意思決定することで
NFTの価値の高め方をもっと広く周知したい、という狙いが背景にあるようです。
コメント